網走養護学校×呼人小学校 交流会を実施しました
今年度、網走養護学校と呼人小学校による交流学習が11月5日と11月19日の2回にわたって実施されました。高学年・低学年それぞれのグループで多彩な活動を通じ、子どもたちは笑顔いっぱいの時間を過ごしました。
第1回交流学習(11月5日)~養護学校企画~
高学年グループ:自己紹介×Tボール
Tボール対抗試合で交流をしました。自己紹介では、カードを使って自分を表現し、それぞれの個性が光りました。ラジオ体操で体をほぐした後、いよいよ試合開始。「ナイスプレー!」「ドンマイ!」と声を掛け合い、相手チームにも敬意を払いながらプレーする姿が印象的でした。勝敗にこだわらず、共に楽しむことを大切にした時間となりました。
低学年グループ:自己紹介×4つの遊びブース
4つの遊びブース(たまいれ、かんたて、さかなつり、わなげ)を体験しました。グループに分かれてブースを巡回し、それぞれのペースで活動を楽しみました。自己紹介で名前を覚え合い、最後には「楽しかった!」と感想を発表する子どもたちの笑顔が溢れました。
第2回交流学習(11月19日)~呼人小学校企画~
高学年グループ:ボッチャ×25マスおにごっこ
ボッチャでは、延長戦になるほどの激戦の末、最後は呼人小学校が逆転勝利!各々のスキルや声援がぶつかり合う接戦となりました。25マスおにごっこでは、限られたスペースの中で敏捷に動き回り、歓声が響きました。一緒にゲームを進める中で、自然と仲間意識が芽生えていきました。
低学年グループ:スタンプラリー方式のゲーム体験
3つのゲーム(ダンボールフリスビー、空気でっぽうまとあて、ピンポンカップイン)をスタンプラリー方式で体験しました。「ともだちといっしょに たのしくゲームしよう」を合言葉に、すべてのゲームをクリアするとメダルがプレゼントされる仕組みに、子どもたちは大喜び。友達を応援する声や、クリアした瞬間のハイタッチなど、温かな交流の場面がたくさん見られました。
交流学習を終えて
2回の交流学習を通じて、子どもたちは互いの違いを認め合い、協力することの大切さを学びました。回を重ねるごとに緊張がほぐれ、自然な笑顔が増えていく様子が印象的でした。
養護学校と呼人小学校の交流は、障害の有無に関わらず、共に学び、共に成長する「インクルーシブ教育」の大切な一歩です。子どもたちが築いた友情は、これからも両校の宝物として大切にしていきたいと思います。
北海道網走養護学校
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