一昨年度からデジリハを導入しました。デジリハは、Digital Interactive Rehabilitation Systemを意味する、センサーによって起きるイントラクションを活用した、新しいリハビリツールです。体の動きに合わせて動物や電車、宝石などが飛び出したり、動いたりなどのインタラクションが起きます。使われているアプリは、「もっとやりたい」と思えるようにゲーム性の要素を取り入れてられています。また、「リハビリを楽しく実施し、身体機能向上やコミュニケーションツールの獲得に繋げることで、子どもとその家族のQOL向上を実現すること」をビジョンとして作られています。
本校では、腕などの動きで反応センサー、視線の動きで反応するセンサー、壁に投影されたものに触れると反応するセンサー、声で反応するセンサー、手の動きで反応するセンサーなどを取り入れています。また、デジリハは、背景を消すことができたり反応する感度を変えたりすることができるなど子どもの実態に合わせてカスタムでき、活動することができます。自立活動の時間に取り組んでおり子ども自ら活動するなど楽しそうに活動に取り組んでいます。
*「デジリハ」について
「デジリハ」は、株式会社デジリハ(所在地:東京都渋谷区二丁目24番地12号渋谷スクランブルスクエア39階 代表取締役:岡勇樹)が開発している障害者向けデジタルリハビリツールです。
リンク https://www.digireha.com/
●自立活動の紹介
・本校の自立活動
本校の自立活動の時間は、個々の課題に応じた学習をしています。日常生活や他の学習活動に活かすための目標を立て、姿勢やからだの動きの学習、発声や発音の学習、コミュニケーションツールの活用に関する学習などに取り組んでいます。 また、自立活動の時間だけでなく、他の学習時間や給食・排せつなどの日常生活全般および学校の教育活動全体を通じて指導・支援を行っています。
●支援機器の推進と活用について
児童生徒一人一人の障がいの状態や特性等に応じた適切な支援機器等教材の選定方法及び指導方法の工夫については、個別の指導計画に基づき、担任を中心として検討し、活用を進めています。児童生徒の興味や関心を高め、学習意欲を高める教材や児童生徒の障がいによる学習上・生活上の困難を改善・克服し、自立を図るための教材・教具をそろえています。
・車いすや座位保持装置等の補装具などについて
車椅子や座位保持装置等の補装具などを使用している児童生徒については、その使用状況を確認し本人・保護者・担当教諭・寄宿舎担任・自立活動教諭などが話し合い、医療機関と連携を図りながら、学校や家庭で使いやすいものを一緒に考えて提案していきます。児童生徒が定期的に関わっている医療機関の医師・リハビリテーションのPT・OT・ST・リハビリテーション工学の先生方とも連携し、情報交換を行いながら自立活動の指導に取り組んでいます。
北海道網走養護学校
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