お知らせ
公開研究協議会のご案内

 昨年度も開催いたしました本研究協議会ですが、今年度も開催する運びとなりました。
 本校の研究で地域課題を克服するための取り組みについて研究を進めており、その中の取り組みの一つとして、本校独自のインシデント・プロセス法の開発と合理的配慮の事例集の作成を目的とした研究をすすめています。そこで本協議会では、本校が社会に果たす役割として、この方法について地域説明することと、助言者や参加者から多面的な意見をいただきながら、事例検討をすすめていきます。また、外部講師による講演会を行い、学校生活や社会参加に際して、必要となる合理的配慮の視点について理解を深めるための研修会を設定しました。児童生徒がより良い充実した生活ができるように知識を深めてみませんか?

日  時:令和7年1月14日(火)13:30~16:30
場  所:北海道網走養護学校
内  容:・インシデント・プロセス法を用いた事例検討(演習)
     ・講師による講演
      テーマ『事例から考える合理的配慮(仮)』
       講師 筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局
          助教 長山 慎太郎 氏

 申込方法は案内をご覧ください。皆様のご参加、お待ちしております。

案内チラシ.pdf

申込用紙.docx

トピックス

学校の出来事

令和6年度寄宿舎クリスマス会

 12月16日(月)に、舎生が楽しみに待ち望んでいたクリスマス会が行われました。当日に向けて、舎生はクリスマスツリーのオーナメント装飾や案内状、お礼状づくりなどを行いました。オーナメント装飾では、みんなの個性が一つとなり、素敵なクリスマスツリーができました。
 当日は2部構成になっており、第1部では網走市学校支援地域本部様からご紹介頂いた、「チームMints(ミンツ)」さんと、「手品師の古川」さんに参加していただきました。チームMintsさんには、絵本の朗読劇と楽器演奏を行っていただき、古川さんには様々な手品を披露していただきました。舎生みんな、2組の圧巻のパフォーマンスに目が釘付けの様子でした。また、寄宿舎指導員と舎生が一丸となり「シルエットクイズ」と「爆弾ゲーム」も行いました。シルエットクイズでは、「サンタさん!」とみんなの大きな声が響きました。
 第2部は舎生の乾杯の挨拶で会食が始まりました。みんなが投票して選んだ「リクエスト給食」で、わいわい楽しく会食しました。今年は、チキンライス、フライドチキン、いんげんとハムのサラダ、コーンスープというメニューの組み合わせで、デザートにはチョコレーケーキとショートケーキの2種類から好きな方のケーキを選んで食べました。リクエスト給食とケーキで、舎生みんな大満足の様子でした。〈寄宿舎 生活部〉

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「パラバドスクールキャラバン」体験授業をおこないました!

 12月20日(金)、本校に「パラバドスクールキャラバン」がやってきました。「パラバドスクールキャラバン」とは、子どもたちがパラバドミントンを通じて「共生」についての学びを深める体験型の授業で、過去に多くの国際大会などで優勝経験のあるプロ講師と一緒にパラバドミントンを楽しむことができるものです。
 授業では、講師の方からパラバドミントンや競技用車いすについての説明を受け、実際に乗車体験をしたり、講師の方とバドミントンでラリーを楽しんだりしました。競技用車いすは、タイヤが八の字になっていたりブレーキが付いていなかったりするため、通常の車いすとは違った乗り心地を体験することができました。また、バドミントン体験では、プロの方が打つシャトルの速さやスマッシュに感嘆の声が上がったり、プロに負けじと一生懸命打ち返す生徒の姿があったりと、大いに盛り上がりを見せました。
 体験授業を通じて、パラスポーツについて学んだり、みんなでスポーツを楽しむことのおもしろさを改めて感じたりすることができたのではないかと思います。

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第38回北海道肢体不自由・病弱教育校スポーツ大会 結果

 12月12日(木)、本校にてオンラインによる「北海道肢体不自由・病弱教育校スポーツ大会」がおこなわれました。今年度は4名の児童生徒が参加をし、白熱した試合に、観覧に来て下さった保護者の方々を含め、皆で大いに盛り上がった大会となりました。
 中学部の上田さんは、ハンドアーチェリー(補助具なし)の部門で見事「銅メダル」を獲得することができました。ターゲットボッチャ団体戦では、小学部の宇野さん、中学部の上田さん、吉田さんの3名が一致団結し、「銅メダル」を獲得することができました。
   また、オープン参加ではありますが、 30メートル折り返し走では高等部の加藤さんが「記録3位」、 ハンドアーチェリー(補助具あり)では中学部の吉田さんが「記録1位」という素晴らしい結果を残すことができました。
 選手の皆さん、お疲れ様でした。スポーツを通して、北海道にいるたくさんの友達とのつながりが、またひとつ増えたのではないかと思います。そして、保護者の皆さま、盛大な応援をどうもありがとうございました。

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市内高校生展2024

 網走市立図書館では、各高校の市内の高校が順番に展示発表をする「市内高校生展」が行われています。網走養護学校高等部も毎年参加しており、今年は12月12日(木)~19日(木)の期間中、網走市立図書館のカウンター前に職業で作った製品や、美術全4グループが作った作品が展示されています。お時間があればぜひ足を運んでご覧ください。

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令和6年度 網走養護学校 摂食研修会

 11月20日(水)に拓北養護学校自立活動教諭の青木菜摘先生を講師としてお招きし、摂食研修会を実施しました。

 研修では、摂食嚥下の基礎知識について研修していただきました。水分やせんべい、ヨーグルトを実際にどう食べているかの体験を通して、身体の動きに困難さがある児童生徒を摂食の際のリスクや気を付けなければいけないことを考える機会となりました。

 また、有志の研修会では、食事を介助する方法を実技も交えて行いました。ペアでの実技では、試行錯誤しながら研修に取り組んでいました。

 今回の研修で得た知識を日々の指導に活かしながらより安全な摂食指導ができるよう取り組んでいきます。

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清涼飲料水を寄贈していただきました。

 11月29日(金)、北海道コカ・コーラリテール&ベンディング株式会社セールス統括本部道東支社網走支店 アカウントマネージャー様が来校され、全校の児童生徒、教職員にたくさんの清涼飲料水をいただきました。
 北海道コカ・コーラリテール&ベンディング株式会社様に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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中学部 ALT交流

 中学部では11月11日、18日とALT交流がありました。今学期は、アメリカ出身のローガン・コーヒー先生がALTとして来てくれました。生徒達は、この日のために、英語やジェスチャーを使った自己紹介の練習に励み、本番は上手に自己紹介をすることができました。年に数回しかないALT交流ですが、一緒にビンゴゲームやクイズをして楽しい時間を過ごしました。

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寄宿舎行事 買い物体験

 今年度は、11月11日(月)に、「買い物体験」を寄宿舎中央ホールを会場に実施しました。網走市を拠点として、昔から駄菓子を販売している「モヨロ屋」さんに今年もお願いし、たくさんの駄菓子を販売していただきました。舎生1人につきお小遣いを600円として、それぞれ先生に相談しながら商品を選んだり、電卓を使用して金銭の計算をしながら買い物をしたりしていました。商品の選択や、金銭の使用などを通して、経験の拡大に繋がる機会になったとともに、買い物を通して賑やかで楽しい行事となりました。
 グミやスナック菓子、昔懐かしのうまい棒などが並び、駄菓子屋さんの大目玉である、「くじ引き」も大いに盛り上がりました。袋にいっぱいになった駄菓子を見て、満足そうな表情をしていました。棟に戻った後は、自分で買った駄菓子を何から食べようか、と迷いながらも楽しんで食べる姿がありました。
 今年度も、お忙しい中ご参加いただきました「モヨロ屋」さん、ありがとうございました。

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命と身体の大切さを学ぶ:特別授業の実施

 11月12日と19日の二日間、本校では、小学部高学年の生活科授業「おおきくなったわたしたちのからだ」の一環として、包括的性教育をテーマにした特別授業を実施しました。講師には、網走市で性教育に取り組む助産師の山崎牧子先生をお迎えし、専門的な知識をもとに、子どもたちに命の大切さや身体の尊さについて考える機会を提供しました。

 授業は、「私たちはどのように生まれ、成長してきたの?」というテーマのもと、命の誕生や成長の過程を学ぶ内容からスタートしました。赤ちゃん人形を使った実体験や、命の誕生を分かりやすく伝えるパネルシアターが行われ、子どもたちは興味津々の様子で参加していました。「赤ちゃんになって生まれる体験」では、子どもたちが笑顔で活動に取り組み、喜びの声が上がる場面も見られました。

次に、「からだの特別に大事なところ」というテーマでは、身体のプライベートゾーンの重要性について学びました。山崎先生の丁寧な説明のもと、子どもたちは身体の大切な部分を守る意識を深め、クイズ形式の活動やタッチゲームを通じて楽しみながら知識を身につけていきました。例えば、ある子どもは「お母さんなら○」と応用的に考える姿勢を見せるなど、授業内容をよく理解している様子が見られました。

 今回、子どもたちは、外部講師の活用により、日常の授業よりも教材(赤ちゃん人形)を大切に扱っていたり、積極的に発言していたりするなどの様子が見られ、特別授業として大きな成果が得られました。

 子どもたちは、それぞれの活動を通じて命の尊さや身体の重要性について知り、自分自身を尊重する態度を育んでいてくれていたら嬉しいです。

 本校では、今後も包括的性教育を積極的に実践し、子どもの健康的な成長を支える取り組みを推進していきます。学校、家庭、専門家が連携し、子どもたちが安心して未来を生き抜く力を育むための環境を整えて参ります。

 

 

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見学旅行!

 9月24日から27日まで、東京方面に見学旅行に行きました。今年度も3泊4日と長旅となりましたが、高等部2年生の5名は、元気に充実した旅行ができました。

 1日目は、女満別空港から羽田空港まで移動し、JALスカイミュージアムで飛行機の工場見学を行いました。飛行機の離着陸を間近で見ることができ、5名とも驚きながらも大喜びしていました。また、運行乗務員やグランドスタッフの制服を着て、記念写真も撮りました。

 2日目は、日本科学未来館と東京スカイツリーに行きました。スカイツリーでは、ミッションカードを見ながらお店を探したり、ソラカラちゃんと写真を撮ったりしました。映えスポットを探すのに苦戦しましたが、5名全員が見事にミッションを達成しました。展望台からの景色は少し曇っていましたが、足下を見るとぞっゾッとするような気持ちにもなりました。

 3日目は、楽しみにしていたディズニーランドに行きました。ミッキーと一緒に写真を撮ったり、絶叫系のアトラクションに乗ったりしました。美味しいご飯も食べ、お土産もたくさん買うことができ、とても満足でした。途中で食べたカスタードブリュレ味のチュロスは、今でも忘れられないほど美味しかったです。

 最終日は少し名残惜しい気持ちもありましたが、たくさんのお土産を持って女満別空港へ帰りました。出迎えてくれた保護者の顔を見て、安心した表情を浮かべる生徒もいました。帰宅後、素敵な思い出をたくさん話してくれたことでしょう。

 日常生活では体験できない多くのことを、この見学旅行で経験できました。この経験をこれからの学校生活にも活かして、頑張ってほしいと思います。

 

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