学校の出来事
寄宿舎行事 買い物体験
今年度は、11月11日(月)に、「買い物体験」を寄宿舎中央ホールを会場に実施しました。網走市を拠点として、昔から駄菓子を販売している「モヨロ屋」さんに今年もお願いし、たくさんの駄菓子を販売していただきました。舎生1人につきお小遣いを600円として、それぞれ先生に相談しながら商品を選んだり、電卓を使用して金銭の計算をしながら買い物をしたりしていました。商品の選択や、金銭の使用などを通して、経験の拡大に繋がる機会になったとともに、買い物を通して賑やかで楽しい行事となりました。
グミやスナック菓子、昔懐かしのうまい棒などが並び、駄菓子屋さんの大目玉である、「くじ引き」も大いに盛り上がりました。袋にいっぱいになった駄菓子を見て、満足そうな表情をしていました。棟に戻った後は、自分で買った駄菓子を何から食べようか、と迷いながらも楽しんで食べる姿がありました。
今年度も、お忙しい中ご参加いただきました「モヨロ屋」さん、ありがとうございました。
命と身体の大切さを学ぶ:特別授業の実施
11月12日と19日の二日間、本校では、小学部高学年の生活科授業「おおきくなったわたしたちのからだ」の一環として、包括的性教育をテーマにした特別授業を実施しました。講師には、網走市で性教育に取り組む助産師の山崎牧子先生をお迎えし、専門的な知識をもとに、子どもたちに命の大切さや身体の尊さについて考える機会を提供しました。
授業は、「私たちはどのように生まれ、成長してきたの?」というテーマのもと、命の誕生や成長の過程を学ぶ内容からスタートしました。赤ちゃん人形を使った実体験や、命の誕生を分かりやすく伝えるパネルシアターが行われ、子どもたちは興味津々の様子で参加していました。「赤ちゃんになって生まれる体験」では、子どもたちが笑顔で活動に取り組み、喜びの声が上がる場面も見られました。
次に、「からだの特別に大事なところ」というテーマでは、身体のプライベートゾーンの重要性について学びました。山崎先生の丁寧な説明のもと、子どもたちは身体の大切な部分を守る意識を深め、クイズ形式の活動やタッチゲームを通じて楽しみながら知識を身につけていきました。例えば、ある子どもは「お母さんなら○」と応用的に考える姿勢を見せるなど、授業内容をよく理解している様子が見られました。
今回、子どもたちは、外部講師の活用により、日常の授業よりも教材(赤ちゃん人形)を大切に扱っていたり、積極的に発言していたりするなどの様子が見られ、特別授業として大きな成果が得られました。
子どもたちは、それぞれの活動を通じて命の尊さや身体の重要性について知り、自分自身を尊重する態度を育んでいてくれていたら嬉しいです。
本校では、今後も包括的性教育を積極的に実践し、子どもの健康的な成長を支える取り組みを推進していきます。学校、家庭、専門家が連携し、子どもたちが安心して未来を生き抜く力を育むための環境を整えて参ります。
見学旅行!
9月24日から27日まで、東京方面に見学旅行に行きました。今年度も3泊4日と長旅となりましたが、高等部2年生の5名は、元気に充実した旅行ができました。
1日目は、女満別空港から羽田空港まで移動し、JALスカイミュージアムで飛行機の工場見学を行いました。飛行機の離着陸を間近で見ることができ、5名とも驚きながらも大喜びしていました。また、運行乗務員やグランドスタッフの制服を着て、記念写真も撮りました。
2日目は、日本科学未来館と東京スカイツリーに行きました。スカイツリーでは、ミッションカードを見ながらお店を探したり、ソラカラちゃんと写真を撮ったりしました。映えスポットを探すのに苦戦しましたが、5名全員が見事にミッションを達成しました。展望台からの景色は少し曇っていましたが、足下を見るとぞっゾッとするような気持ちにもなりました。
3日目は、楽しみにしていたディズニーランドに行きました。ミッキーと一緒に写真を撮ったり、絶叫系のアトラクションに乗ったりしました。美味しいご飯も食べ、お土産もたくさん買うことができ、とても満足でした。途中で食べたカスタードブリュレ味のチュロスは、今でも忘れられないほど美味しかったです。
最終日は少し名残惜しい気持ちもありましたが、たくさんのお土産を持って女満別空港へ帰りました。出迎えてくれた保護者の顔を見て、安心した表情を浮かべる生徒もいました。帰宅後、素敵な思い出をたくさん話してくれたことでしょう。
日常生活では体験できない多くのことを、この見学旅行で経験できました。この経験をこれからの学校生活にも活かして、頑張ってほしいと思います。
寄宿舎行事 企画あそび
今年度の企画あそびは、10月7日(月)に行われました。「秋!」をテーマに舎生は事前に3つの遊びの中から遊びたいものを1つ選び、当日はそれぞれの会場に分かれて遊びを楽しみました。
あそび①の「運動の秋!ゲームで楽しく体を動かそう!」は体育館にて行われ、体を動かす遊びをしています。ボールを投げて的に当てるゲームや、射的、釣りなど4種類のゲームを行い、うまく的に当たらず悔しんだり、ポイントをゲットして喜んだりと一喜一憂しながら大いに盛り上がりました。それぞれが楽しみながら体を動かしていました。
あそび②の「さわってちぎって、もみじ狩り!」は寄宿舎中央ホールにて行われ、感覚遊びを楽しみました。フィンガーペイントではジップロックに入った絵の具を上から触り、ぷにぷにとした感触を楽しみながら、カラフルなもみじやいちょうの葉が完成しました。また、落ち葉を模した紙やビニールテープを触ったりちぎったりして、ガサガサとした音やビリビリとちぎる感覚を楽しみました。
あそび③の「若草寮を秋にしよう!」は食堂で行われ、秋の装飾を作製しました。秋を代表する木の実や食べ物に顔を付けたり、スパンコールでキラキラとデコレーションをしたりと、個性あふれる作品が出来上がりました。最後は大きな模造紙にみんなで貼り付けて、完成したものは寄宿舎中央ホールに飾りました。
今年度も、それぞれの遊びの会場から楽しそうな笑い声が聞こえ、運動の秋や芸術の秋など季節を感じながら、楽しい企画あそびとなりました。
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~あそび①「運動の秋!ゲームで楽しく体を動かそう!」~ |
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~あそび②「さわってちぎって、もみじ狩り!」~ |
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~あそび③「若草寮を秋にしよう!」~ |
第51回 網走養護学校 学校祭
11月2日(土)に第51回学校祭を開催しました。小学部と中学部は、それぞれの演目のストーリーに合わせて、器楽、合唱、身体表現など日頃の学習で取り組んできた内容を発表しました。高等部は、職業で製作した製品の販売会を行い、多くのお客さんが訪れ購入していただきました。
昼には、おやじの会カレー販売やサンライズ・ヨピト、手をつなぐ育成会、たい焼きカフェあずき、モヨロ屋による販売会を行いました。
たくさんのご来場をいただき、ありがとうございました。
株式会社マルハン様より菓子寄贈について
令和6年10月31日(木)、株式会社マルハン網走店の温かいご厚意により、本校の児童生徒にたくさんのお菓子をご寄付いただきました。
マルハン網走店長様から「子どもたちに食べてほしい。」という心温まる思いに感謝申し上げます。
マルハン網走店長様はじめ皆様、この度は誠にありがとうございました。
基礎研修会~知的教科が基礎、横へのひろがりと授業をイメージする力~
6月に引き続き、10月16日(水)に基礎研修会を実施しました。今回の基礎研修会も、福岡大学人文学部教授の徳永 豊先生に講師を依頼し、「Sスケールの活用を通して授業をイメージする力」について、研修をしていただきました。Sスケールを学習指導要領とどのように関連付けるのか、各教科の学習の中でどのような見方、考え方を伸ばしていく必要があるのかについて丁寧にお話ししていただき、Sスケールを活用した授業作りと目標設定について理解を深めることができました。また、徳永先生の話を聞いた後、各学部で大事だと思ったことや、より詳しく知りたいことなどを共有し合う振り返りの機会を設けました。
『高等部・宿泊研修』
10月19日~20日で北見方面に宿泊研修に行ってきました。
1日目は、B型事業所の「みんなのて」という場所で、パン作り体験をしました。計量器を使って正確に材料を量ったり、混ぜたりしてパンを作りました。それぞれ協力しながら行うことで、パンを完成させることができました。そのあとは、イオンに行きそれぞれの場所で昼食をとりました。注文から支払い、商品やおつりの受け取りなどを一人で頑張りました。バスに乗り、山の水族館まで移動しました。たくさんの魚を見て、ドクターフィッシュとふれあい、お土産を買い、とても楽しそうにしていました。ドクターフィッシュはくすぐったいけど、くせになってしまうようで、順番を守りながら、長時間楽しんでいました。
ホテルでは、ゆっくりお風呂に入った後は、みんなで集まりババ抜き大会を開きました。大人数でやるババ抜きはなかなか揃えることができず、白熱した対戦になりました。しおりを記入したり、お話したりと1日目を無事に終えることができました。
2日目は市営バスに乗り、北見工業大学で砂を吹き付けて模様をつける、サンドブラストのストラップ作りに挑戦しました。細かい作業が多い中でも、集中して行うことで、とても綺麗な仕上がりになっていました。大学の図書館を見学したあと、市営バスに乗り、パラボまで移動しました。パラボでは、地下のお土産売り場で、家族や学校で待っている先生方などに多くのお土産を買っていました。初めてJRに乗るという生徒もいたため、わくわくの気持ちのまま呼人まで戻ってくることができました。
事故やケガなどなく、雨にもあたらず、事前学習を活かすことができた宿泊研修になりました。保護者の皆様、各施設の皆様、ご協力ありがとうございました。
調理学習「ピザ作り」
10月8日に小学部高学年でピザを作り、今回で3回目が終わりました。9月には学校の畑で育てたトマトやバジルを使ったピザを作り、10月はそれぞれが考えたピザを作りました。好きな野菜のピーマンを入れる子もいれば、甘いピザが好きでチョコソースやベリーを入れてピザを作った子もいました。最終回では、学校にいる職員にもピザの配達をしてくれました。自分たちで作るピザは格別だったのか完食です。みんなで食べる喜びを感じられたのではないでしょうか。
ひのき屋のわいわい音楽会
9月24日に網走市合同観劇として、函館のバンド「ひのき屋」による『ひのき屋のわいわい音楽会』が開催されました。楽しい曲では、体を動かしながら、静かな曲では、静かに、音楽を楽しみました。休憩の時間には、大きな太鼓を叩いたりひのき屋のメンバーと交流したりと、いつもの学習とは違う体験をすることができました。
すてきな演奏をしていただいたひのき屋の皆さん、一緒に音楽を楽しんだ呼人小学校の皆さん、ありがとうございました。
中学部1・2年生宿泊研修
9月12日、13日に中学部1・2年生宿泊研修を行いました。
宿泊研修1日目には、てんとらんど、ノンキーランド東藻琴、乳酪館に行きました。
てんとらんどでは、室内、室外の遊具で元気に体を動かし、笑顔で楽しむ様子が見られました。
ノンキーランド東藻琴では、ラーメン、エビフライカレー、豚丼とそれぞれの生徒が選んだメニューを美味しくいただきました。
乳酪館では、アイス作りに挑戦。7人の力を合わせて、かき混ぜて振って、1時間以上かけて、バニラアイスができあがりました。あまりの美味しさに、猛スピードで完食する様子が微笑ましかったです。
北海ホテルでは、枕投げをしたり、友達とおはなししたり、セイコーマートに買い物に行ったり、大きいお風呂に入ったりとそれぞれの楽しみ方で就寝時間まで楽しむことができました。
2日目は、流氷硝子館と道の駅流氷街道網走に行きました。
流氷硝子館では、全ての素材を自分で選んでストラップ作りを体験しました。紐にビーズを通すことが難しかったですが、オリジナルのストラップを完成させることができました。
道の駅流氷街道網走では、お土産を購入したり、食事を楽しんだりしました。お土産屋では、家族の喜ぶ顔を想像しながら、どのお土産を購入するか悩む生徒の姿が印象的でした。
今回の宿泊研修では、事故やケガもなく、晴天に恵まれ、生徒が普段の学習や生活で学んだことを活かして、2日間を楽しく過ごすことができました。保護者の皆様、各施設の皆様、ご協力していただき、大変ありがとうございました。
プール学習
9月4日に網走市西地域プールにてプール学習が行われました。
令和2年度以来の実施ということもあり、子どもたちは大きな歓声を上げながら、今年最後の夏のひとときを楽しんでいました。
中学部 美術の学習
中学部の美術では、2グループに分かれて学習をしています。1グループでは、「アートギャラリーを作ろう!」という学習を行いました。水鉄砲アート、ひんやりアート、シャボン玉アート、マーブリングの4つからやりたい技法を選び、アート作品を作りました。普段はあまり使ったことのない技法での制作に生徒たちも興味津々!夢中で制作に取り組んでいました。生徒たちの作品は本校中学部廊下に飾られ、学校を華やかにしてくれています。
もう1つのグループでは季節の和菓子作りに取り組みました。粘土を使って春夏秋冬のイメージを形にし、色を塗りました。形や色合いが工夫された4つの和菓子も中学部の廊下に展示される予定です。
北海道日本ハムファイターズ交流
9月6日に日本ハムファイターズフィールドベースボールアカデミー講師の須永さん、市川さんの2名が来校し、今年度も交流活動を開催することができました。
講師の方によるデモンストレーションのキャッチボールでは、児童生徒全員がグローブに響く音に「お~!」と歓声を上げたり、拍手をしたりと目を輝かせながら嬉しそうに注目していました。その後に行われた交流活動では、短い時間ではありましたが、一緒にキャッチボールやバッティングをして講師の方々と関わることができ、児童生徒一人一人の笑顔が溢れる体験になりました。
令和6年度 網走養護学校 夏季研修会
8月21日(水)に福岡教育大学教授の一木 薫先生を講師としてお招きし、夏季研修会を実施しました。「自校のカリキュラムマネジメントは、機能しているのか」のテーマに、前半は、教育課程の定義や各教科と自立活動の区別などの、カリキュラムマネジメントに必要な知識のお話をしていただきました。
後半は、グループに分かれて自校のカリキュラムマネジメントは、機能しているかを資料のチェック項目に沿って自分たちができているところ、不十分なところなどを振り返りながら考えを共有しました。「どこが足りない?」「どこができている?」などの共有をすることができ、教師全員が教育課程にどう関わっていくか、改めて考える良い機会となりました。
寄宿舎行事 若草寮祭
今年度は、7月29日(月)に、第50回「若草寮祭」を本校食堂と寄宿舎を会場に実施しました。おやじの会さん、モヨロ屋さん、サンライズ・ヨピトさん、夢の樹オホーツクさん、手をつなぐ育成会さん、ボランティアの金澤さんなど、数多くの方々から協力を得ながら「縁日をテーマとして、舎生が楽しめる若草寮祭」を作ることができました。
少しでも多くの時間を舎生に楽しんでもらうべく、今回は開会式の内容を簡略化して行いました。50回目となる若草寮祭の挨拶から始まり、食堂での各種外部販売では、菓子や紙すき、手芸や駄菓子、かき氷やジュースの販売を行っていただき、多くの列が並びました。また、寄宿舎では、水鉄砲の的当て、ボールプール、魚釣り、スマートボールや射的などの縁日をテーマとしたブースを出店し、今年度も舎生が笑顔で楽しめる寮祭を実施することができました。
ご協力いただきました外部販売、ボランティアの皆様、そしてお忙しい中ご参加いただきました、保護者、関係者の皆様、ありがとうございました。
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~B棟コーナー~ |
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~D棟コーナー~ |
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~E棟コーナー~ |
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~外部コーナー~ |
夏を楽しもう!
小学部3組は、2年生2名、3年生1名の学級です!7月後半に入り、気温がぐっと上がり、学校でも「暑いな~・・・。」と感じる時期になりました。そんな中でも、暑さに負けず元気に活動している3人です。休み時間には外に出てシャボン玉を楽しんだり、水遊びをしたり、かき氷を作って食べてみたり・・・と夏に関する経験をたくさんして過ごしています!かき氷や水の冷たさを感じたり、外に出たときに吹く風の心地良さを感じたりしながら、暑さを乗り切っています。
もう少しで夏休みになります。残りの期間も3人元気に過ごしていけたらと思っています!
小学部6年生 見学旅行に行ってきました!
7月18日から19日にかけて小学部6年生の見学旅行がありました。4名の児童が参加し、予定していた全ての見学と体験を無事に実施することができました。
見学旅行の1日目は、子どもたちは元気いっぱいに登校し、保護者の皆さんに見送られながらバスに乗り込みました。最初の訪問地は北見支援学校です。到着後、現地の6年生の児童たちと交流会を行いました。簡単な自己紹介があり、その後はロケット飛ばしゲームやボウリングを楽しみました。最後に、みんなで記念撮影を行い、思い出を形に残しました。
次に訪れたのは東武イーストモールです。フードコートで昼食を取りました。お子様ランチを楽しみながら、子どもたちは和気あいあいとした時間を過ごしました。昼食後にはクラス全員でプリクラを撮影し、買い物を楽しんだ後、職場体験と見学も行いました。職場体験では、実際の仕事(魚を捌く作業)を間近で見て実際に触れることで、子どもたちは新たな興味をもつことができました。
午後は宿泊先である北見ピアソンホテルに移動し、リラックスする時間を過ごしました。お風呂に入った後、夕食を取りました。夕食後は寝る前の準備をし、就寝しました。
見学旅行の2日目は、起床後にホテルのレストランで朝食を楽しみました。その後、バスに乗って北網圏北見文化センターに向かいました。文化センターでは、科学展示物の見学、地震や暴風体験、そしてプラネタリウム見学を行いました。子どもたちは科学に触れる貴重な体験を楽しみ、災害対策についても体験的に学ぶことができました。
昼食はパラボ内のレストランで取りました。事前学習で子どもたちが自分で決めたメニューを食べることができ、みんな満足そうでした。昼食後は急ぎ足でJRに乗り、呼人駅に向かいました。
列車内では、景色を眺めたり指導者と見学旅行の思い出を語り合ったり、各々楽しい時間を過ごしました。呼人駅に到着後、解散式を行い、保護者の皆さんに迎えられながら子どもたちは元気に帰宅しました。
以上が見学旅行のご報告です。子どもたちは様々な体験を通じて成長し、充実した時間を過ごすことができました。保護者の皆さんのご協力に感謝いたします。
小学部4・5年生 念願の宿泊研修!
7月11日から12日にかけて小学部4・5年生の宿泊研修があり、2名の児童が参加しました。予定していた全ての見学と体験を無事に実施することができました。
宿泊研修の1日目は、郷土博物館に現地集合し、宿泊研修がスタートしました。中には昔の暮らしの様子や動物の剥製などが展示されており、知っている展示物があると興味深く見ていました。流氷硝子館ではストラップ作りを体験し、選んだガラス玉やビーズを糸に通して世界に一つしかないストラップを作ることができました。道の駅・キネマ館では、選んだメニューを美味しそうに食べ、食後のソフトクリームも堪能しました。網走監獄までは、バ スと徒歩で移動しました。網走監獄の見学では、牢屋から脱走している人物模型を見つけたり、休憩所で飲み物やお使いをしたりしました。
その後、北海ホテルに移動し、夕食とお風呂を済ませてゆっくりした時間を過ごしました。途中小学部主事の訪問サプライズがあり盛り上がる様子も見られました。1日の最後には活動の内容を振り返り、就寝しています。
宿泊研修の2日目は、北海ホテルの朝食バイキングを楽しみました。バスターミナルから網走消防署南出張所に向かい、見学と体験を行いました。実際に救急の電話を受ける部屋やスモーク体験をしたり、はしご車や救急車に乗らせていただいたり、様々な貴重な体験をすることができ、消防署のことについて学ぶことができました。昼食はヴィクトリアステーションで、子どもたちが自分達で決めたメニューを堪能し、その後、現地で解散しました。
以上が宿泊研修のご報告となります。普段と違う学習の中でとても楽しそうに活動する様子や、様々なことに挑戦しようとするといった様子も見られ、一回りも二回りも成長したように感じられます。保護者の皆様のご協力に感謝申し上げます。
寄宿舎行事 芸術鑑賞会
今年度の芸術鑑賞会は、6月24日(月)に行われました。当日は、網走市でボランティア活動をしている加賀田さんと稲川さんにお越しいただき、会場を盛り上げていただきました。演目では、「はらぺこあおむし」、「うんちしたのはだぁれ」、「おおきなかぶ」の3つの公演をしていただき、「はらぺこあおむし」では、“大型紙芝居”として、実際に想像していた絵本よりも大きな絵本が登場し、生徒たちの目も釘付けでした。「おおきなかぶ」では“エプロンシアター”として、演者が着用しているエプロンに直接人形を張り付け、物語が展開していくため、動きがあって、見ていてとても楽しい演目でした。
演目が終わってからも、行事は終わりではなく、各棟に戻ってから、“プリン”を食べて、生徒たちも満足そうな表情でした。
今年度も演目で会場を盛り上げてくださった、加賀田さんと稲川さん、また、ボランティアを斡旋していただきました、学校支援事業本部の方々、ありがとうございました。これからも、舎生が楽しめる行事を設定していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
~はらぺこあおむし~
~エプロンシアター~
~うんちしたのはだあれ~
~プリン~
北海道網走養護学校
〒099-2421
網走市呼人149番2
Tel 0152-48-2137(事務室)
0152-48-2235(職員室)
0152-48-2552(寄宿舎)
Fax 0152-48-2137
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