トピックス

学校の出来事

令和6年度 網走養護学校 摂食研修会

 11月20日(水)に拓北養護学校自立活動教諭の青木菜摘先生を講師としてお招きし、摂食研修会を実施しました。

 研修では、摂食嚥下の基礎知識について研修していただきました。水分やせんべい、ヨーグルトを実際にどう食べているかの体験を通して、身体の動きに困難さがある児童生徒を摂食の際のリスクや気を付けなければいけないことを考える機会となりました。

 また、有志の研修会では、食事を介助する方法を実技も交えて行いました。ペアでの実技では、試行錯誤しながら研修に取り組んでいました。

 今回の研修で得た知識を日々の指導に活かしながらより安全な摂食指導ができるよう取り組んでいきます。

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清涼飲料水を寄贈していただきました。

 11月29日(金)、北海道コカ・コーラリテール&ベンディング株式会社セールス統括本部道東支社網走支店 アカウントマネージャー様が来校され、全校の児童生徒、教職員にたくさんの清涼飲料水をいただきました。
 北海道コカ・コーラリテール&ベンディング株式会社様に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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中学部 ALT交流

 中学部では11月11日、18日とALT交流がありました。今学期は、アメリカ出身のローガン・コーヒー先生がALTとして来てくれました。生徒達は、この日のために、英語やジェスチャーを使った自己紹介の練習に励み、本番は上手に自己紹介をすることができました。年に数回しかないALT交流ですが、一緒にビンゴゲームやクイズをして楽しい時間を過ごしました。

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寄宿舎行事 買い物体験

 今年度は、11月11日(月)に、「買い物体験」を寄宿舎中央ホールを会場に実施しました。網走市を拠点として、昔から駄菓子を販売している「モヨロ屋」さんに今年もお願いし、たくさんの駄菓子を販売していただきました。舎生1人につきお小遣いを600円として、それぞれ先生に相談しながら商品を選んだり、電卓を使用して金銭の計算をしながら買い物をしたりしていました。商品の選択や、金銭の使用などを通して、経験の拡大に繋がる機会になったとともに、買い物を通して賑やかで楽しい行事となりました。
 グミやスナック菓子、昔懐かしのうまい棒などが並び、駄菓子屋さんの大目玉である、「くじ引き」も大いに盛り上がりました。袋にいっぱいになった駄菓子を見て、満足そうな表情をしていました。棟に戻った後は、自分で買った駄菓子を何から食べようか、と迷いながらも楽しんで食べる姿がありました。
 今年度も、お忙しい中ご参加いただきました「モヨロ屋」さん、ありがとうございました。

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命と身体の大切さを学ぶ:特別授業の実施

 11月12日と19日の二日間、本校では、小学部高学年の生活科授業「おおきくなったわたしたちのからだ」の一環として、包括的性教育をテーマにした特別授業を実施しました。講師には、網走市で性教育に取り組む助産師の山崎牧子先生をお迎えし、専門的な知識をもとに、子どもたちに命の大切さや身体の尊さについて考える機会を提供しました。

 授業は、「私たちはどのように生まれ、成長してきたの?」というテーマのもと、命の誕生や成長の過程を学ぶ内容からスタートしました。赤ちゃん人形を使った実体験や、命の誕生を分かりやすく伝えるパネルシアターが行われ、子どもたちは興味津々の様子で参加していました。「赤ちゃんになって生まれる体験」では、子どもたちが笑顔で活動に取り組み、喜びの声が上がる場面も見られました。

次に、「からだの特別に大事なところ」というテーマでは、身体のプライベートゾーンの重要性について学びました。山崎先生の丁寧な説明のもと、子どもたちは身体の大切な部分を守る意識を深め、クイズ形式の活動やタッチゲームを通じて楽しみながら知識を身につけていきました。例えば、ある子どもは「お母さんなら○」と応用的に考える姿勢を見せるなど、授業内容をよく理解している様子が見られました。

 今回、子どもたちは、外部講師の活用により、日常の授業よりも教材(赤ちゃん人形)を大切に扱っていたり、積極的に発言していたりするなどの様子が見られ、特別授業として大きな成果が得られました。

 子どもたちは、それぞれの活動を通じて命の尊さや身体の重要性について知り、自分自身を尊重する態度を育んでいてくれていたら嬉しいです。

 本校では、今後も包括的性教育を積極的に実践し、子どもの健康的な成長を支える取り組みを推進していきます。学校、家庭、専門家が連携し、子どもたちが安心して未来を生き抜く力を育むための環境を整えて参ります。

 

 

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